被子植物全体を扱った分類系も、古代からの「木」「草」の区別と用途による分類から、雄しべ・花柱の数によってグルーピングしたリンネCarl von Linnéの「性の体系」The Sexual System(c1729~)など数々の変遷を経て、DNAの塩基配列に基づく系統樹をベースと植物界 (Plantae) 緑色植物亜界 (Viridiplantae) 緑藻植物下界 (Chlorophyta) 緑藻植物門 (Chlorophyta) ストレプト植物下界 (Streptophyta) メソスティグマ藻植物門 (Mesostigmatophyta) クロロキブス藻植物門 (Chlorokybophyta) クレブソルミディウム藻植物門獣医師、獣医療 図で見る最新統計データ 分類表には、利用者が分類の根拠を確認できるよう、以下の事項を併せて記載しています。12植物門に分類される体系 (図1) は, 実用分類の立場か ら現在でも広く受け入れられる しかし, これら12植 物 門相互の系統関係や 「藻類」の起源を考
3 植物の分類体系 1 新エングラー体系