被子植物全体を扱った分類系も、古代からの「木」「草」の区別と用途による分類から、雄しべ・花柱の数によってグルーピングしたリンネCarl von Linnéの「性の体系」The Sexual System(c1729~)など数々の変遷を経て、DNAの塩基配列に基づく系統樹をベースと植物界 (Plantae) 緑色植物亜界 (Viridiplantae) 緑藻植物下界 (Chlorophyta) 緑藻植物門 (Chlorophyta) ストレプト植物下界 (Streptophyta) メソスティグマ藻植物門 (Mesostigmatophyta) クロロキブス藻植物門 (Chlorokybophyta) クレブソルミディウム藻植物門獣医師、獣医療 図で見る最新統計データ 分類表には、利用者が分類の根拠を確認できるよう、以下の事項を併せて記載しています。12植物門に分類される体系 (図1) は, 実用分類の立場か ら現在でも広く受け入れられる しかし, これら12植 物 門相互の系統関係や 「藻類」の起源を考
3 植物の分類体系 1 新エングラー体系
植物 の 分類 図
植物 の 分類 図-図-1 APGIII植物分類体系による分岐系統樹 引用文献7)、108のFigure 1より作成したもの。 7) The Angiosperm Phylogeny Group(03) J LINN SOC 141 399~436 長岡 求による『APGII03およびAPGIII09による被子植物の分類』(12)から図2 現生無種子植物 図中に分類群を記載した. 裸子植物 ソテツ類 イチョウ 針葉樹類 グネツム類 シダ類 マツバラン類 ハナヤスリ類 トクサ類 リュウビンタイ類 薄嚢シダ類 ツノゴケ類 タイ類 セン類 コケ植物 小葉類 イワヒバ類 ミズニラ類 ヒカゲノカズラ類
(245) 図3130(2) 重要な植物種(海藻草類)確認位置図 ※重要な種の保護の観点から、 確認位置については表示しておりません。植物の各門の系統関係を核の性質と葉緑素の種類,体制のちがいによって配列し たものを次に示す。 С 陸上植物の分類 植物の生活環 生活環を比較してみると,陸上植物において生殖細胞の保護機構に機能的な改善 がみられる。1.種子植物 植物の分類ですが、いちばん最初に大きく分けるポイントは、「種子をつくるかどうか」です。別の言い方をすれば、「種子で増えるか」「花をさかせるか」でもいいです。 種子をつくり、種子でふえる植物が 種子植物 で、それがさらにいろいろ分類されていきます。
東海丘陵要素の植物地理 I定義 公開日 40 巻 56 号 p 19021.種子植物 植物の分類ですが、いちばん最初に大きく分けるポイントは、「種子をつくるかどうか」です。別の言い方をすれば、「種子で増えるか」「花をさかせるか」でもいいです。 種子をつくり、種子でふえる植物が 種子植物 で、それがさらにいろいろ分類されていきます。植物界 (Plantae) 緑色植物亜界 (Viridiplantae) 緑藻植物下界 (Chlorophyta) 緑藻植物門 (Chlorophyta) ストレプト植物下界 (Streptophyta) メソスティグマ藻植物門 (Mesostigmatophyta) クロロキブス藻植物門 (Chlorokybophyta) クレブソルミディウム藻植物門
3.維管束植物の分類 現生植物に限れば,「コケ」を除く残りの陸上植物 は維管束を共有する維管束植物である(図1).維管 束の他に,胞子体が分枝し胞子嚢を多数集めてつける という特徴をもつ.ただし,図1に示してはいない(245) 図3130(2) 重要な植物種(海藻草類)確認位置図 ※重要な種の保護の観点から、 確認位置については表示しておりません。『新分類牧野日本植物図鑑 = new makino's illustrated flora of japan』 (北隆館 176 ra5l122) 種子植物から地衣類まで、約5,0種を掲載した図鑑です。各種について、精密な図と詳細な解説が掲載されています。種や属を特定するための検索表もあります。
シダ植物は 胞子 でふえる植物だが、根、茎、葉の区別があり、維管束がある点は種子植物と同じである。 図のイヌワラビでは地上に出ている部分が葉で、茎は地中にある。 このように シダ植物には茎が地中にあるものが多い。A 植物の分類 B 植物の系統 最も原始的な植物 植物の進化のはじめに,どのようにして葉緑体が作られたのか。また,このような物質をもった最初の植物がどのようなものであったかは,仮説 (共生説) はあるとしても不明のままである。しかし,現存の獣医師、獣医療 図で見る最新統計データ 分類表には、利用者が分類の根拠を確認できるよう、以下の事項を併せて記載しています。12植物門に分類される体系 (図1) は, 実用分類の立場か ら現在でも広く受け入れられる しかし, これら12植 物 門相互の系統関係や 「藻類」の起源を考
獣医師、獣医療 図で見る最新統計データ 分類表には、利用者が分類の根拠を確認できるよう、以下の事項を併せて記載しています。12植物門に分類される体系 (図1) は, 実用分類の立場か ら現在でも広く受け入れられる しかし, これら12植 物 門相互の系統関係や 「藻類」の起源を考獣医師、獣医療 図で見る最新統計データ 分類表には、利用者が分類の根拠を確認できるよう、以下の事項を併せて記載しています。12植物門に分類される体系 (図1) は, 実用分類の立場か ら現在でも広く受け入れられる しかし, これら12植 物 門相互の系統関係や 「藻類」の起源を考(245) 図3130(2) 重要な植物種(海藻草類)確認位置図 ※重要な種の保護の観点から、 確認位置については表示しておりません。